いよいよ発売日が明日に迫ったEOS R。ワクワクが押し寄せてきています。
その他の気になるポイント
書ききれなかった気になるポイントについて書きたいと思います。
Fvモード(フレキシブルAE)
新規追加されたAEモード。
最初カタログをチェックした際に、まず思い浮かんだのは、PENTAXでいうところのハイパー操作系でした。
しかし実際に触ってみると微妙に違う様子。
シャッタースピード、絞り、ISO感度を、AUTOもしくは任意で設定できるFvモードを初めて搭載。Fvモードから切り替えることなく、自由に露出変更(Av、Tv、M、ISOオートなど)が可能です。すべてをオートにしたPモード(プログラムAE)の状態から、任意でパラメータを直接変更し、十字キーの下※ですべてAUTOに、十字キーの上※で設定した項目の数値のみがAUTOに設定されます。 (EOS R 製品ページより)
背面のサブダイヤルにて設定項目を変更し、前方のメインダイヤルで値を変更する操作手順になるようです。 物理ダイヤルでモード変更を行うことなく、P、Av、Tv、M各モードをフレキシブルに遷移できるAEモード。
下記の露出項目を任意で変更できるだけでなく、
- Tv値
- Av値
- ISO値
変更した項目を十字ボタンで一発でAUTOに変更するといった操作が可能でした。
こちらも積極的に使ってみたい新機能です。
電源OFF時のシャッター幕閉
電源を切ると自動的にシャッター幕が閉じるため、センサーにゴミが入り込むのを防ぎます。 頻繁にレンズ交換を行う、単焦点レンズ好きの私にはとても助かる機能です。
Canonのミラーレス機はゴミが付きにくい?
そういえばEOS M6を1年ほど使用していますが、センサーを一度も掃除していません。
レフ機に比べるとセンサーが剥き出しのため、ゴミがつきやすいはずなのに不思議と付着しません。 センサクリーニング機能が優秀なのでしょうか。
センサクリーニング性能が従来の EOS Mシリーズ通りだとして、レンズ交換時にセンサーが隠れるためEOS Rではこれまで以上に積極的にレンズ交換を行うことができそうです。
ドンピシャ?なターゲット層
EOS Mユーザーからのステップアップ
従来のCanonの一眼レフユーザーにとって、操作系ボタンの変更はEOS Rを使ううえで最初は戸惑うポイントになるかもしれません。
どちらかといえばEOSレフ機よりもEOS Mシリーズに近い操作系になっていると感じました。そのためEOSレフ機を持っていない私にとって違和感がなかったのだと思います。
EOS Mシリーズからのステップアップに向いてる機種だと勝手に思い込んでます。
機能と価格のベストバランス
Canonの製品HPではEOS Rは5D、6Dと同列なハイアマチュアモデルとなっています。
ハイアマチュアの定義とは何かは分かりませんが、これらの機種の性能や搭載機能、価格には明確に差があるわけで。 3つのモデルを比較した私の感覚では下記の序列になります。
製品名 | モデル? | 有効画素数 | 最大連写速度 | 重量 | 実勢価格 | 発売 |
---|---|---|---|---|---|---|
EOS 5D Mark IV | ハイエンド | 3030万 | 約7コマ/秒 | 890g | ¥314,230 | 2016年9月 |
EOS R | ミドル | 3030万 | 約8コマ/秒 | 660g | ¥230,850 | 2018年10月 |
EOS 6D Mark II | エントリー | 2620万 | 約6.5コマ/秒 | 765g | ¥155,580 | 2017年8月 |
こうして見ると、EOS Rはお値段と性能のバランスが一番取れている機種に感じます。
レフ機とミラーレスで比較するのはナンセンスかもしれませんが
カメラの知識ばかり増えるとエントリー機じゃなんだか物足りない、
かといってハイエンド機を使いこなす腕もない
私のようなユーザーにとってEOS Rはちょうど刺さる機能と価格帯なんですよね。
カメラに対して写真の腕がついてきていないのと、被写体も子どもであったり静止物がメインの私にとってエントリー機だろうがハイエンド機だろうが撮れる写真が劇的に変わるかと言えば、ぶっちゃけあまり変化はありません。
ただ、カタログに現れる性能だけでなく手触りや操作部も含め、写真を撮るときに使っていて楽しいかどうかはエントリー、ハイエンドで明確に違いがあります。
デザインが好き(個人の好みです)
従来のCanonの一眼レフは丸みが多くなだらかなシルエット。 これがカメラらしいと好みの方も多くいると思います、私はあまり好みではありませんでした。
EOS Rは小型化のためもあるかと思いますが、直線的なシルエット。野暮ったさが消えてかっこよく感じます。
最後に
操作性・機能・デザイン それぞれの要素が私のツボにドンピシャで実機を触ったと同時にこれは購入するしかないと五感に訴えてくるカメラでした。
とかくお気に入りのカメラを使用して写真を撮るときは気分があがります。
カメラは使ってなんぼ、撮影するときに楽しいかテンションが上がるかどうかが一番大事。
書きたいことはもっとたくさんあるのですが、そうこうしているうちに発売日。 あとは手元に届き、じっくり使い込んでからまたレビュー記事などをかければと思います。
2018/10/25 届きました( ´ ▽ ` )
r世界線への変動を観測#EOSR pic.twitter.com/Mp6FJKSjEr
— こもり (@komorimax) 2018年10月25日