折りたたみ自転車の可搬性能を高めたいシリーズ
前回のつづき
クリックフィックスシステム対応のアダプタをDAHON Boardwalkに取り付けた。
- リクセンカウルのクリックフィックスシステムは、バッグや自転車カゴの着脱がワンタッチで行える
- 折りたたみ機構を損なうことなく、荷物の持ち運びを楽にしてくれる
- 一方で、リクセンカウル純正のバッグは値段が高かったり好みのデザインのものが少ない😩
そこで、自分の普段使っているバッグをクリックフィックスに対応(通称リクセン化)することを試みる
準備するもの
BASIL(バジル) バスケット クリックフィックス アダプタープレート
クリックフィックスのアタッチメントに互換性のある、サードパーティ製プレート
バッグ等に取り付けることで、ワンタッチで取り外しできるクリックフィックスシステムに対応したオリジナルバッグやバスケットを自作できる
値段も¥1,000前後なのでお求めやすい。
手頃なマイバッグ
今回はショルダーバッグを加工。
数年前に購入して、ここのところあまり使用していなかったものだ。
プレートを固定するための穴を開ける必要が発生するため注意。
あると便利なもの
ワイヤーラック(100円ショップ)
バッグの強度を高めるために使用
100円ショップで売られているもので十分
ニッパー
ワイヤーラックの加工に使用
ワイヤーラックのワイヤーは通常の針金よりも太いので下記のようなニッパーがあると簡単に加工できて便利
工作過程
1. 取り付け位置決め
バッグにプレートを、仮当てしてプレートの取り付け位置を決める
特に大きいバッグを使用する場合、バッグ底面が前輪や後輪、ペダリングに干渉しないように注意
2. ネジ通し用穴あけ
プレートの取り付け位置が決まったら、バッグにネジを通すための穴を開ける。
穴あけの方法はバッグの素材にもよる。 このバッグの場合、100円ショップのドライバーセットに付いている簡易なドリルドライバーで十分だった
3. ワイヤーラック加工
強度アップのためにバッグ、プレート間に100円ショップのワイヤーラックを挟む。
バッグに収まるように、ニッパーを使って加工する。
この時、バッグの底面に沿ってワイヤーラックを曲げておくと良い。
荷物の重量によるバッグの型崩れと底面の落下防止になる。
4. プレート固定して完成
後はプレートをしっかりと固定して完成。
使ってみて
良い点
- 体への負担が少ない 自転車での移動中に、バッグを肩掛けや背負ったりする必要がないため、快適にサイクリングを楽しめる
- 取り付け、取り外しが簡単 目的地に到着したらワンタッチでバッグを取り外すことができる。
残念な点
- バッグに傷がつく
プレートをバッグに装着するために、前述の通りバッグの背面に穴を開ける必要がある ちょっと高いバッグなどは、バッグに傷をつけることに抵抗を感じる バッグの種類によっては工夫次第で穴あけ不要なものもある
- バッグを通常利用する時にやや痛い
自転車からバッグを取り外して使用する際に、プレートが身体に当たるため背中が痛い時がある
まとめ
マイバッグをリクセン化してみて
使い慣れた普段使いのマイバッグを安価にクリックフィックスに対応
簡単に自転車に着脱できることができて使い勝手がとても良い
自転車をちょっと止めて、カメラで写真を撮ったりする際にはつけっぱなしにしてもよい
自転車に個性が出て愛着が湧く😆
わたしの場合,出かける目的やその時の荷物によってバッグをコロコロ変えることが多いので、所持しているバッグを全部リクセン化したくなってしまう。
おりたたみ自転車の可搬性能をあげる取り組みは続く