コモログ

好きなカメラを携えて、おりたたみ自転車でポタリング。育児中心の日々の記録

【レビュー】ロジクールの新型 iPad Pro 11インチ向け COMBO TOUCH キーボードがiPad Air4で使えるか検証

昨年末より、iPad Air 第4世代 (以下 iPad Air4)を購入し毎日使っている。

iPad Proと同様のベゼルレスデザインとインターフェースがType-Cであることが購入の決め手だった。

そんなiPadだが、先日のWWDC2021と新型iPad Proの発売に合わせて、各種アクセサリーも発売された。

logicoolのiPad 用タッチパッド付きキーボードも新しくアップデートした製品が発売された。ただし、あくまでアップデートされたM1チップ搭載のiPad Pro向けのラインナップだ。

iPad Air4のサイズはiPad Pro 11インチモデルとほぼ同じだ。そのため、共通して使えるアクセサリーは多い。新発売のlogicool COMBO TOUCH キーボードがiPad Air4でも使えるかどうか試したので報告する。

結論としては、下記になる

iPad Air4でも使用可能👏

(※)快適に使用するためには電源ボタン部の穴あけが必要

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logicool COMBO TOUCH キーボード

11インチiPad Pro・iPad Air 4 向けのトラックパッド付きキーボードの選択肢

Apple Magic Keyboard

発売日;2021/05/21

参考価格:¥34,980 (2021/06/15時点)

選択肢はいくつかあるが、まず思い浮かぶのはApple純正のマジックキーボードだろう。 こちらは価格の高さや重さがネックだが、下記のような点がメリットだ

  • マグネット式で、本体をすぐに取り外せる
  • フローティング型で使用場所の奥行きを必要としない
  • Type-C 充電端子を左側に備える
  • 色もホワイトとブラックと選べる

logicool FOLIO TOUCH キーボード

発売日;2020/12/10

参考価格:¥17,800 (2021/06/15時点)

iPad Air4と同時購入。今まで半年間使用していたキーボード一体型のケース

メリット

  • しっかりと四辺をガードしてくれるカバー
  • 角度調整の幅が広い
  • 使用するシーンによって、臨機応変に持ち方の変更可能
  • 純正と遜色のないトラックパッドの操作感
  • ファンクションキー搭載

logicool COMBO TOUCH キーボード

発売日;2021/06/10

参考価格:¥22,770 (2021/06/15時点)

今回購入したキーボード型ケース FOLIO TOUCH キーボードのメリットに加え、キーボードが取り外し可能になった

購入理由

繰り返しになるがCOMBO TOUCHキーボードはキーボード部が取り外し可能となった。これが最大の購入理由だ。

FOLIO TOUCH キーボードの不満点は本体が重すぎる点にあった。iPad Airと組み合わせると1kgを越える 。MacBook並みの重量だ。

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重い・・・

シーンに合わせた使い方ができるという謳い文句だが、電子書籍を読んだりする時に片手持ちは厳しい。

COMBO TOUCHキーボードを取り外しできることから、この不満点を解消できるかと考え購入に至った。

失敗した点

事前確認もろくにせず、購入したためいくつか失敗と思える点があった。

自動省電力モードが使用できない

理由はわからないが、キーボードカバーの開け閉めによるスリープオンオフができなかった。Air向けに設計されていないから?

こちらはまあ、電源ボタンを押したり、タップすればいいだけなので、許容範囲だ。

Touch IDが使用できない

問題はこちらだ

iPad ProとiPad Air4のロック解除方法の違いを完全に失念していた。

  • iPad Pro :Face ID(顔認証)
  • iPad Air4 : Touch ID(指紋認証)

iPad Air4対応と明記されていないのはこのためだろう。 なぜか、11インチならiPad Air4でも問題なく使えるだろうという思い込みがあった。

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⬆️FOLIO TOUCH ⬇️COMBO TOUCH

ないんです、電源ボタン部に穴が

iPad Air4で指紋認証を使用するために、電源ボタン部に穴あけ

ロック解除はパスコード利用でも良いかと諦めかけたがやはり指紋認証がないと不便。電源ボタンを押し続けることにもなるので、誤操作が発生することも。

穴がないなら開ければ良い

結局、不要な電源ボタンカバー部を切り抜くことに。 シリコン素材なのでカッターでも簡単に加工可能。

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加工下手くそ・・・logicoolさんごめんなさい

何はともあれ、これで問題なくTouch IDは使用可能に👏

買い換えて良かった点

期待通り、キーボードを取り外し可能になったことで取り回しが楽になった。 マグネット式なので着脱も簡単だ

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COMBO TOUCH⬅️ ➡️FOLIO TOUCH

手持ちで電子書籍を読むときなどは、キーボードを取り外して使用している。

  • 取り外すことで、手持ち時の重さも軽減されます

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COMBO TOUCH⬅️ ➡️FOLIO TOUCH

また、タッチパッドの広さもFOLIO TOUCH キーボードから広くなり操作性が向上している。

logicoolのキーボード一体型 iPad ケースの良い点

FOLIO TOUCH および COMBO TOUCH の共通して良いと感じる点を述べる

  • 背面および四辺をカバーしてくれるため落下の心配が減る

子供のお絵かき等に使用させることがあるが、やはり小さい子に使わせると心配なのが、落下等による破損。 しっかりと包み込んでくれているので、落下時の心配は少ない。現に半年間使用していて何回か落としているがiPad本体に傷などはついていない

  • MacBookと同様にファンクションキーが搭載

動画鑑賞などの使用が多いiPad。音量調整や再生、スキップのコントロールをファンクションキーのみで行えるのは便利だ

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上部にファンクションキーを備える

  • 快適な打鍵感

たくさんのキーボードを開発しているロジクールだけあって、キーボードの打ち心地もかなり良い。

しっかりとした打鍵感だがそれでいて、カチャカチャと音が立たないところも良い。家族が寝ている部屋でタイピングを行っても問題ないレベル。

個人の感想レベルで恐縮だが、現在使用しているキーボードの打ち心地から言うと下記の順番だ

⬆️快適

  • HHKB
  • COMBO(FOlIO) TOUCH
  • シザーボード型(MacBook)
  • Smart Keyboard Folio
  • バタフライ型(MacBook)

⬇️やや微妙

Magic Keybordは試していないが、おそらくシザーボード型のMac用キーボードと同様な打鍵感だろう

最後に

iPad Pro 11インチ用なので、iPad Air4とも互換性があるだろうと飛びつきましたがFace IDと Touch IDの違いを完全に失念。加工しないとロック解除が不便だという失敗もあった。 それでも、

  • 広いタッチパッド
  • 着脱可能なキーボード
  • 快適なキータッチとファンクションキー

上記にメリットを感じるのであればiPad Air4ユーザも買って損はないキーボードだと思う。

また、FOLIO TOUCH キーボードもわたしのような不満点がなければCOMBO TOUCH よりもお求めやすい価格なのでおすすめだ。

すぐにlogicoolさんからiPad Air4向けのCOMBO TOUCH キーボードが発売される可能性もある。しかし、いち早く着脱可能なトラックパッド付きキーボードケースが使いたかったため、先走ってiPad Pro 用を購入し満足している。

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