はじめに
iPhoneを6sからXRに機種変更した。 キャリアモデルではなく、SIMフリーモデル。
以下は購入動機や8Plusやその他のXシリーズとの比較検討結果、XRに決めた理由の覚書。
購入動機
バッテリー劣化
2015年から使っているiPhone 6sのバッテリーが劣化してきた。
ものの数時間でバッテリーが減ってしまい、ここのところは常に省電力モードで使用。動作ももっさりとしてきた。
大きい画面が欲しい
iPhone 6sもバッテリー交換および初期化をすればまだまだ現役で使える端末だ。
その一方で、外出先の電車やバス移動のスキマ時間に、ブログの下書き作成や簡単な写真編集を行う頻度が最近増えてきた。
その際にiPhone 6sの4.7インチの画面サイズでは物足りず、もっと大きな画面サイズの端末が欲しいと常々感じていた。
購入前の選択候補
iPhone 8 Plusが第一候補
単純にiPhone 6sから大きいディスプレイの端末に変えるなら、まず挙がる選択肢はiPhone 8 Plusだ。
指紋認証はそのままで、基本的なスペックの向上が図られているいわば正常進化モデル。
iPhone 8 Plusはディスプレイサイズアップが買い替えの主目的であるわたしにはピッタリだ。
モデル | ディスプレイサイズ | 重さ | 価格(最安) |
---|---|---|---|
iPhone 8 | 4.7インチ | 148g | 6万7800円(64Gモデル) |
iPhone XR | 6.1インチ | 194g | 8万4800円(64Gモデル) |
iPhone 8 Plus | 5.5インチ | 202g | 7万8800円(64Gモデル) |
2017年発売モデルなので、2018年モデルの発売とともに値下げされたところもポイントが高い。
一方で大きなディスプレイといえば同価格帯でiPhone XRも視野に入ってくる。
全面ディスプレイが採用されたiPhone Xシリーズの廉価モデルだ。
AppleStoreでサイズ比較
左からiPhone8、XR、8 Plus
軽さはXRと8 Plusでほぼ変わらないが、ポケットに入れたりすることを考えるとサイズは小さければ小さいほど望ましい。
さらにXRの本体サイズは8 Plusよりも小さい一方で、ディスプレイの表示可能領域は大きい。
こうして比べてみて実際に持ち出して使うことを考えると、XRがベストな気がしてきた。
iPhone XS(MAX)はオーバースペック
それでは、同じく全面ディスプレイが採用されているその他の現行Xシリーズと比較するとどうだろう。
XRはiPhone Xシリーズのなかではいわゆる廉価モデルと言われている。
モデル | ディスプレイサイズ | 価格(最安) |
---|---|---|
iPhone XR | 6.1インチ | 8万4800円(64Gモデル) |
iPhone XS | 5.8インチ | 11万2800円(64Gモデル) |
iPhone XS MAX | 6.5インチ | 12万4800円(64Gモデル) |
価格面では最安モデルでXSと約3万円もの価格差がある。
スペックとして上位モデルとXRの大きな違いを上げるとしたらカメラとディスプレイ性能か。
カメラ
XSおよびXS MAXは背面カメラが2つ搭載されている。(デュアルカメラの採用)
2つのカメラで撮影した画像を組み合わせることで、レンズ交換式カメラで撮影したかのような背景ボケを表現できる。
ただ、カメラいじりが趣味のわたしは、常にコンデジないし何かしらカメラを持ち歩いている。スマホのカメラはあくまでメモや緊急時用につかう用途が多い。
そのため、スマホにあまりカメラの性能は求めない。
(正直、カメラはしょぼくていいのでその分値段を安くしてほしい。)
ディスプレイ
ディスプレイも通常のRetinaディスプレイよりも上位なSuper Retinaディスプレイと位置づけられている。有機ELが使われており、XRの通常液晶よりも発色や画質の面で優れるといわれている。
ディスプレイは綺麗であれば綺麗なほどいいのだろうがここは割り切り。
わたしの目ではそこまでハッキリとした差はわからないと買えない言い訳で納得することにした。(事実、XRのディスプレイでも十分綺麗に見える)
XRは価格のバランスと大きいディスプレイが魅力
上記の2点よりも、本体サイズとディスプレイの大きさで使用用途にマッチするiPhone XRに決めた。
その他にもCPUやメモリ性能等でXSシリーズに劣るところはもちろんあるが、高グラフィック性能が求められるスマホゲーム等もやらないので十分だ。
それよりも上位モデルよりも3万ほど安い価格で大きいディスプレイを搭載していることが魅力だった。
2週間使ってみて所感
iPhone 6sからの機種変更で感じた不満点は下記
- FaceIDはマスク使用時は不便
- 3D Touchが欲しい
FaceID(顔認証でのロック解除)
乾燥するこの季節、風邪やインフルエンザの予防のためにマスク着用は欠かせない。
しかし、マスクなど顔を覆うものを身につけるとFaceID(顔認証でのロック解除)は使えない。
狭い電車の中でFaceIDを使う際など一度マスクを外して認証する必要があるのは本当に不便。諦めてパスコード入力を使うことが多い。
リアカメラでの顔認証ですぐにロックが解除できるFaceIDも便利だが、こういったケースを上げると指紋認証のほうが便利だったように感じる。
3D Touch(感圧式ディスプレイ)
iPhone6sから搭載されていた3D TouchがXRには搭載されていない。XSとの差別化ポイントでしょうか。
購入前はあまり気にしていなかったのですが、いざなくなってみると地味に不便。アプリのショートカット操作などで重宝していた。
唯一、よく使う文字入力でのカーソルキーの移動は入力キーのスペース長押しで代用可能になっている。
iOSのアップデートで他にも代替手段が搭載されることを期待。
良かった点
上記の2点以外その他は概ね満足。
持ち出しやすさとディスプレイのサイズ(端末サイズ)はトレードオフだが、毎日携帯する端末としてギリギリ持ち出しに抵抗感をもたない絶妙なサイズに収まっている。
iPadの持ち出し頻度が減少
今回、iPhone XRに変更したことでiPad(9.7インチ)の持ち出し頻度がぐっと少なくなった。
今まで外出時に長文の文字入力を行う際には、iPadと外付けキーボードを使用していた。
ただ、飛行機などのある程度のパーソナルスペースが確保できる場所ならともかく、狭い電車やバス内でのiPad使用はどうしても近くの方のひと目が気になってしまう。(自意識が過剰なため)
iPad等のタブレット端末と比較して、普段使いで抵抗なく常に持ち出せる。
特に、電車内などのスキマ時間に簡単な写真編集や長文作成といった作業をするのに最適な端末だと感じている。
蛇足
今まで使っていたiPhone 6sはバッテリーを交換して妻にあげました。
初期化も行ったことでもっさり動作も回復。
お下がりですが初iPhoneに喜んで使ってくれているようです。
夫婦間での携帯電話でのやりとりは同じiOSを使ったほうが捗ると常々考えていたので、こちらも達成できて満足。